「なんか若々しく見える人って、なんでだろう?」
実は、年齢の印象を左右する大きなポイントのひとつが**“髪”**です。
顔のパーツや服装よりも、髪型・質感・清潔感が先に目に入るからです。
今回は、美容師として感じた「髪で若く見える人の共通点」を紹介します。
■ 1. 髪に“ツヤ”がある
年齢を重ねると髪は乾燥しやすくなります。
若々しく見える人の髪には、共通して自然なツヤ感があります。
・乾かす前にオイルをなじませる
・ドライヤーでしっかり乾かす
・アイロンで軽く整える
これだけで見た目の印象がぐっと変わります。
■ 2. 襟足・もみあげ・耳まわりがスッキリしている
長さではなく、「清潔感」が若さを決めます。
・もみあげがボサボサ
・襟足にうねりや毛量がたまっている
・耳まわりが重たい
これらは疲れて見えるサインになりやすいです。
シンプルに整えるだけで「爽やかで若い印象」に変わります。
■ 3. 自分に合った“ボリュームバランス”を知っている
トップがペタッとしていると、どうしても老けた印象になります。
若く見える人は、頭の丸み(シルエット)を意識しています。
ポイントは:
トップはふんわり サイドはコンパクト 全体はナチュラルなひし形に
このバランスだけで、見た目年齢が変わります。
■ 4. カラーや白髪も“活かしている”
若く見える人は、「隠す」より「活かす」発想を持っています。
・白髪をあえてぼかすグレージュカラー
・自然に馴染む明るさで全体を調整
・暗すぎない方が肌が明るく見えることも
無理に隠そうとするとかえって不自然。
自然体の工夫が若々しさにつながります。
■ おわりに
髪は、年齢を“映す鏡”です。
でも逆にいえば、髪を少し整えるだけで若く見せることもできるということ。
特別なことをしなくても、
・ツヤを出す
・清潔感を意識する
・自分に合ったバランスを知る
この3つだけで、印象は見違えるように変わります。
年齢は数字。印象は“工夫”で変えられます。